魂の歌

 

 

この度「魂の歌」を立ち上げました。

 

「魂の歌」とは、

東日本大震災を機に

「魂の尊さ、命の大切さ」へ向けた想いを、

音楽作品として後世に託したい、

とする音楽プロジェクトです。

昨年より約1年間の準備期間を経て、

昨日の午後に本件の立ち上げを発表するべく、

東京国際フォーラムにて記者会見を行いました。

「魂の歌」では、

志を分かち合う8人の作曲家をはじめ、

東京都交響楽団の皆さん、

作家の重松清さん、

俳優の役所広司さん、

女優の風吹ジュンさん、

ギターリストの村治佳織さん、

音楽構成作家の新井鴎子さん、

書道家の柿沼康二さん、

デザイナーの松下計さん、

写真家の山本信介さん、

アート・ディレクターの斎藤俊文さん、

キャスターの徳光和夫さん、

そして家内の松本志のぶ、

さらには御協賛、御協力を戴いている企業の方々、

制作の裏方として八面六臂の活動を

担っている多くのスタッフによる無償の輪が、

日々広がり、深まり、

「志」だけを拠り所とする原動力となって、

現在もCD発売やコンサートの実施に向けて、

関係者一同が全身全霊で取り組んでおります。

 

「魂の歌」に参画した作曲家は、

池辺晋一郎さん

渡辺俊幸さん

千住明さん

大島ミチルさん

山下康介さん

菅野祐悟さん

村松崇継さん

そして私・岩代太郎の8人となります。

日頃から映画・映像音楽と

縁の深い活動に従事している作曲家ならではの

感性や音楽性を大切にしつつ、

それぞれの個性が豊かに育まれた楽曲を、

と願いました。

現在から後世に至るまで、

数多くのオーケストラに末長く奏でて頂き、

数多くの方々にも耳を傾けて頂きたく、

オーケストラ楽曲における

芸術性と大衆性のバランスを意識し、

誰もが生まれながらにして抱く

心の琴線を潤せるように、と願いました。

いつの時代でも、どこの国でも、

8人の作曲家が一つの志を分かち合いつつ

紡いだ調べの数々を、

「魂の尊さ、命の大切さ」に

想いを寄せるきっかけとして、

皆様の心へお届け出来れば、

作曲家として至福の極みでございます。

 

CDアルバム「魂の歌」

並びにCD発売記念コンサートの詳細は、

「魂の歌」ホーム・ページにて、

是非とも御覧下さい。

http://www.b-academy.jp/special/tamauta/

 

2013年2月8日

 

 

謹賀新年2011

 

新年明けましておめでとうございます。

 

昨年は例年になく仕事のペースを控え、

「家族」について深く考える年としました。

父の肺癌治療も3年目に突入し、

一段と家族の絆を強めることとなり、

今一度立ち止りながら、

自分の在り方や人生を見つめ直す事で、

大変意味のある一年になったと

満足しています。

 

今年は、

初めて自分の名前がクレジットされた

仕事から20年目を迎えます。

さしずめデビュー20周年目、

とでも申しますか。

ふと気がつくと、

昨秋には自分の会社を

辣腕女性マネージャーと

二人三脚で立ち上げてから

早いもので丸10年が過ぎました。

これも一重に、

日頃からボクの音楽を

ご愛聴いただいている皆様と、

ボクの音楽を一生懸命に

支えてくれるスタッフ達のお陰であり、

心から感謝しております。

 

今年は仕事のペースも

例年通りに戻し、

5年振りとなる

オリジナルCDアルバムのリリースや

久しぶりのオーケストラ・ライヴなどで

皆さんにお逢いする機会もあろうかと存じます。

 

2011

皆様と共に心豊かなひとときを

満喫できるよう願っております。

どうか宜しくお願い申しあげます。

 

 

岩代太郎 拝