振り返る2009年

44年目の人生を迎えた今年も、

気がつけば残りわずかとなり師走である。

作曲家としてのキャリアを考えるに、

これまでの歳月そして将来へと

想いを寄せれば、

すでに「量」ではなく

「質」にこだわり責任を負うべき

時期であると痛感する。

だが、それにしても今年はよく働いたと思う。

我ながら、体力の限界を感じつつも、

充実した一年であった。

本心を申し上げれば、

一昨年末から昨年秋まで関わった

映画「レッドクリフ」の音楽制作。

その後も休むことなく

怒涛の如く突入した数々の仕事。

まさにこの27ヶ月間程のスケジュールは

自分を自分で表彰したいペースであった。

この期間に手がけた数々の仕事において、

それ相応の「質」を創作しえたかどうかは、

リスナーやクライアントの方々の

ご判断に委ねるが、

この不況が声高に叫ばれる昨今にあって、

作曲家として活動出来る機会を

数多く得られたことは、

何よりも幸せなことであり、

光栄な事だと思っている。

改めて関係者の方々には

心からの謝意を表したい。

きっと来年も数多くの仕事を通して、

多くの方々と出逢うことだろう。

実に楽しみである。

国内外を問わない

仕事の機会にも恵まれそうである。

音楽業界以外での

仕事をするチャンスも頂けそうな気配である。

5年振りに、

CDアルバム「TACT」以来の

ニュー・アルバムもリリースしたいと願っている。

甚だ私事ではあるが、

昨年から肺癌の療養中である父も、

迅速かつ適切な治療が功を奏し、

未だ元気に日々を過ごし、

来春には両親が金婚式を迎える。

両親の金婚式を祝う為、

久しぶりに

故郷の熊本へ足を運ぶ予定もある。

まさに今から胸躍る2010年に向けて、

残り少ない年内に

ラスト・スパートをかける。

因みに今年・師走のボクは、

12月25日のクリスマス深夜まで、

今年最後のレコーディングを

都内のレコーディング・スタジオで行い、

26日の夜は

身内のスタッフや仲間ら総勢18人ほどで

極上の焼き肉に舌鼓を打ちながらの

忘年会を満喫し、

27日から数日間は

年忘れゴルフや宴会に興じながら、

きっとデレデレ&ダラダラしたままで

あっという間に年越しをする。

(でも、三ヶ日明けからは猛烈に仕事しますから、、、。)

皆さんの2009年は如何でしたか。

来年も引き続き、

一人でも多くの方に

ボクの作品に耳を傾けて頂ければ幸いです。

「振り返る2009年」への1件のフィードバック

  1. ニューアルバム、是非期待しています。
    そしてリリースコンサートも。
    岩代サウンドの中でも特に愛して止まないピアノソロを
    また聴かせていただけることを願って。

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